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2007.02.08 Thursday

地震や津波情報が瞬時に 全国警報システム9日開始

 津波や地震発生などを知らせる緊急警報を、人工衛星経由で自治体の防災行政無線に送る「全国瞬時警報システム」(J―ALERT)の運用が9日、始まる。自治体がデータを受信してから4〜20秒で住民に伝わり、これまでより時間が大幅に短縮される。総務省消防庁は「一刻も早く住民が避難できるよう、多くの自治体に参加してほしい」と呼びかけている。
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 同庁が9日から発信するのは、気象庁からの津波警報、緊急火山情報、震度速報など7項目。参加を希望する自治体に登録を求め、どの情報提供が必要か申請するよう、このほど通知した。

 警報などの対象地域に該当する場合、防災行政無線が自動的に起動してサイレンが鳴り、スピーカーから「避難してください」などと放送が流れる。役場の職員が電話やFAXで情報を得て、防災行政無線のスイッチを入れて読み上げるより大幅に時間が短縮できる。9日からは岩手県釜石市、埼玉県日高市、千葉県南房総市、兵庫県市川町の4市町と北海道、埼玉、千葉、東京、長野、静岡、福井、兵庫、鳥取、福岡の10都道県が参加。9日には市川町がこの訓練をする。

 J―ALERTの参加に不可欠の防災行政無線は全国の約4分の3の自治体に備わっているが、消防庁は残る4分の1の自治体にも配備を促している。消防庁は来年度予算案に1億8400万円を計上し、無線配備済みの自治体の半数にあたる約700団体に衛星モデムを配る計画だ。

 流す情報は当面、気象庁の七つの情報だが、夏には内閣官房と回線をつなげ、弾道ミサイル発射などの情報があった場合にも、該当する自治体に「当地域に着弾する可能性」などと流れるようにする。また、地震の初期微動をとらえ、揺れが来る前に知らせる気象庁の「緊急地震速報」も今後加える。[朝日]

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